受験シーズンの痴漢被害撲滅対策が前進!
↑12月フラワーデモに参加したはたの君枝元衆院議員と君嶋ちか子前県会議員とともに。
性被害を根絶するフラワーデモ。毎月11日お花をもって川崎駅前でスタンディングを続けています。参加者の交流で「中学生の子が痴漢に合うから電車に乗っていく高校にはいきたくない」と言っているとの話に衝撃を受け、川崎市に対策を求めるよう質問を積み重ねています。
当初は、「うちではない」と部署もたらいまわし。「警察の仕事では?」と市としての認識も感じられませんでした。しかし、被害にあった方が泣き寝入りせず声を出し始め、東京都議団や党委員会で、実態調査を行い被害が可視化しました。その後、国でも痴漢撲滅政策パッケージを作成。市議会でも声を届け続け、川崎市の対応も前進がみられています。
2024年12月議会一般質問(12月18日)ではがんばっている職員の後押しになるような質問や確認を行いました。
受験シーズンの対策では昨年度からの「志願のてびき」に記載し万が一当日に被害にあった場合、追検査をするようにとの周知の継続、市バスを持つ交通局ではX(SNS)での発信を独自のものにするよう検討するなど能動的な取り組みも始まっていることが確認できました。
今後に向けても具体的な検討が始まっています。引き続き、担当職員と情報交換などを行い前へ進めていきます。
※正式な議記録でないことをご了承ください
【質問1】今年の協議内容、痴漢シーズンの対策、今後の取り組みについて
9月議会の代表質問に続き、痴漢被害撲滅にむけた取組みについてです。
関係局による情報交換が行われるとの答弁でしたが、その実施時期、関係局の具体的な名称、さらに協議の場で共有された資料や情報交換の内容について伺います。
また、新年を迎えると、受験シーズンが始まります。時間に遅れることのできない受験生を狙った悪質で卑劣な痴漢行為は決して許されません。私たちは対策を求め、本市も積極的に取り組んできましたが、今年度行う具体策について伺います。
さらに、9月の代表質問では国や東京都など他都市等の調査結果を活用するとの答弁でしたが、今後の取り組みについて伺います。
【答弁1】市民文化局長
痴漢被害撲滅に向けた取組についての御質問でございますが、先般、 11月下旬にまちづくり局、交通局、教育委員会事務局及び市民文化局が一堂に集まり、痴漢被害撲滅に向けて庁内横断的に連携して取り組むことの重要性を再確認するとともに、各局における今年度の取組や、東京都の令和5年度痴漢被害実態把握調査報告書に関する情報共有を行ったところでございます。
受験シーズンに向けた対応といたしましては、県内公立高等学校の入学者選抜に際し、痴漢被害にあった場合の追検査の実施について、生徒向け「志願のてびき」及び教職員向け実施要領での周知を行っているところでございます。
また、市バスに関しましては、安心して御利用いただけるよう、「市バス公式X (エックス)」で、痴漢は重大な犯罪であることの情報を昨年度から一部掲載内容を変更した上で発信していくことを予定しております。
今後につきましては、痴漢は重大な犯罪であることの啓発や相談窓口の周知等を継続して行うとともに、東京都の調査結果を参考として、被害に遭いやすい時期とされる春から初夏にかけて関係局間の情報交換を実施する予定でございまして、「周囲の人が痴漢を防ぐ」という意識の浸透や、その手段について検討してまいりたいと考えております。
【意見要望】
今年度の協議は、関係局が連携することの重要性や取組の確認、東京都の調査などを共有したとのことです。受験日の対応について追検査を行うことが生徒へ周知されたことも重要です。交通局の発信内容も今年度は変更を行うとのことです。具体的な今後の取り組み検討も答弁がありました。引き続き推進いただくようお願いします。