日本共産党
川崎市議会議員(川崎区)

後藤まさみ

ブログ
2023年9月19日

9月議会 川崎駅アゼリア地下歩道に誘導点字ブロックの設置を!

 視覚障がい者団体のみなさんから「アゼリア地下街に最低でも川崎駅から京急川崎駅までをつなぐ誘導点字ブロックを設置してほしい」とのご要望が毎年のように出されています。調査をしたところ、図のように面でしか設置されていないこと、さらに上の写真のように誘導点字ブロックの先を行くと壁などにぶつかる危険個所があることが確認されました。

 法律や条例に基づいてい設置ができないか探りましたが、法律などができる前にアゼリアの点字ブロックがあったので適用が難しいとのことでした。今回は私が所属する総務委員会で、公共性の高いアゼリアの地下通路に対し安全性を確保するために川崎市が支出している負担金(2022年度は約1億7千万円)の使い方の観点から、誘導点字ブロックを設置することをアゼリアに強く求めるよう質問を行いました。

 答弁ではアゼリアに要請をしてきたとのことですがアゼリアの開業当時から37年間誘導点字ブロックの整備がされていないことがわかりました。視覚障がい者の方から「横浜西口の地下歩道は1本につながりインフォメーションまでやバス乗り場に上がる前までなど含めてとても整備されている」と教えていただき、委員会でも紹介しました。川崎市の本気で取り組む姿勢が欠けていることも指摘をしました。

 来年市政100年を迎える川崎市。その玄関先となるアゼリア地下歩道のユニバーサル化の整備が大変遅れ、危険をともなう地下歩道でよいのでしょうか。引き続き、みなさんの声を届け力を合わせて声を反した整備を行い、どなたも安心して歩ける地下歩道にするために全力を尽くします。

※ 2023年9月21日 第4回定例会決算審査特別委員会総務分科会での質問です。正式な議事録でないことをご了承ください。 

質問1

7款2項1目 川崎駅東口広場/地下街公共地下歩道負担金についてうかがいます。川崎市は川崎アゼリア株式会社にたいし「負担金」を財政支出しています。まず最初に、そもそも川崎市はなぜこうした「負担金」をアゼリアに支出しているのかうかがいます。

答弁1

負担金についての御質問でございますが、川崎駅東口広場地下街内の公共歩道を、市民が安心して通行できる快適な空間を確保するため、川崎アゼリア株式会社との間で協定を締結し、公共歩道の維持管理にかかる経費を負担しているところでございます。

質問2

負担金の昨年度の決算金額と、対象となる経費についてうかがいます。

答弁2

負担金の決算金額等についての御質問でございますが、令和4年度の負担金の決算金額につきましては、1億6,781万4,273円で、負担金の対象経費は、公共歩道の維持管理に係る清掃や警備保安等の業務委託費、光熱費等となっております。

質問3

事前調査によるとアゼリア内の敷地で公共性を担う歩道の占める割合は33.4%、通行者数について、例年8月末の通行量調査で1日当たり、2022年度は24万1,400人とのことです。公共性の強い地下歩道になりますのでユニバーサルデザインに配慮した整備が求められます。

ユニバーサルデザインに配慮した維持管理の経費は、負担金の対象になるのか、また、過去にその内容で対象となった経費はあるのか。うかがいます。

答弁3

ユニバーサルデザインに配慮した維持管理についての御質問でございますが、当該維持管理経費が負担金の対象になるかにつきましては、その規模や性質等を川崎アゼリア株式会社が同社の会計処理に基づき判断し、それに応じて本市が負担金を支出しているところでございます。また、直近の実績につきましては、令和3年度に、点字と音声で行き先を案内する触知案内マップサインの音声補修工事を実施しております。

質問4

対象にするかはアゼリアの経営判断になる、過去にも音声補修工事に使われたとのことでした。誘導点字ブロックの整備について、視覚障害者団体からも市長あてにご要望が届いているとのことですが内容と、それに対し川崎市の対応についてうかがいます。

答弁4

視覚障害者団体からの要望等についての御質問でございますが、本市への要望内容につきましては、 JR川崎駅と京急川崎駅方面の通路に誘導ブロックを適切に設置してほしい、などでございます。

本市といたしましては、点字ブロックの増設や既設点字ブロックの識別しやすいものへの変更など、視覚障害者の方が安心して歩行できる環境整備が進むよう、庁内関係局とともに、同社に対して要請を行ってきたところです。

質問5

現在は交差場所などに数枚の設置、エレベーター下など最小限しかありません。先日の大雨の日に視覚障害の方がJRから京急にむかう途中、方向を見失いアゼリア広場で助けを求めていたそうです。来年は市政100年などのイベントもあり、より多くの方が訪れ、通行が予測されます。誘導点字ブロックの整備が開業当初から37年間進まないままでよいのでしょうか。

アゼリアに要請をしているとの答弁でしたが、視覚障害者団体のみなさんと、現地を確認しながらしっかりご要望を伺い、アゼリアがユニバーサルデザインに配慮した施設整備について経営判断ができるような材料を提供するなど、安心の公共歩道に向けて一層の調整役を務めることが必要ではないかと考えますが、見解についてうかがいます。

答弁5

公共歩道についての御質問でございますが、ユニバーサルデザインの推進につきましては、施設所有者である川崎アゼリア株式会社が自社の公共性を踏まえ、経営判断するものと考えております。

同社といたしましては、高齢者転倒の懸念や店舗運営等を踏まえ、障害者を含むすべての方が、安心して御利用いただけるように、監視カメラ映像をオペレーターが確認し、警備員が駆け付けるとともに、巡回中の警備員・スタッフによる声かけを随時行うなど、アゼリアを利用する皆様の安全配慮に努めることで、引き続き、対応を図っていくと伺っております。

本市といたしましては、同社の公共的役割を踏まえ、ユニバーサルデザインの一層の促進のため、引き続き、要請等を行ってまいりたいと考えております。

意見

視覚障害者の方から横浜駅西口地下歩道はしっかりと整備されていると教えていただき見に行きました。バス乗り場のまでの階段やインフォメーションなど含めて、切れ目なく誘導点字ブロックが設置されています。

他都市も参考にして、アゼリアに対しこれまで通りの要請にとどまらずより一層、本市が調整役を務めていただくこと、拡充にあたっては計画も必要になりますので、次期の指標には「ユニバーサル化に配慮した」項目を復活する検討も要望して質問を終わります。


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