2021年12月28日
田島町「かざぐるま」の跡地活用は声をよく聞き、障害者施設の整備を!
2021年12月議会 12月16日一般質問の最後のテーマは「「障害者福祉サービス事業所かざぐるま」の跡地利用について」です。
市議団は次年度の予算要望書作成にあたり、毎夏に団体のみなさんと懇談を行って、ご要望をうかがっています。この「かざぐるま」跡地活用については、懇談時にお話がありました。親亡き後も子どもたちが安心して住み慣れた地域で暮らせるようグループホームなど施設がほしい。。当然の願いだと受け止め議会に届けたいと思っていました。市有地をどう活用するか、市全体の手順を踏んでいる途中とのことで、明確な答弁は得られませんでしたが、ご要望にそった施設ができるまで私も勉強を深めて、みなさんとともに取り組んでいきます。
【質問1】
川崎区田島町に「障害福祉サービス事業所かざぐるま」が移転した広さ499.54㎡の市有地があります。跡地の活用について引き続き障害者施設が必要だとの認識はあるのでしょうか。健康福祉局長にうかがいます。
【答弁1】
障害者施設についての御質問でございますが、障害福祉サービス事業所かざぐるまの跡地につきましては、現在、全庁的な利活用の希望を調査したうえで、調整を行っているところでございます。なお、障害のある方の増加に伴い、障害福祉サービス利用者も年々増加しており、支援二ーズに応じた様々な生活支援サービスが必要な中、日中活動の場や住まいの場の確保につきましては、積極的に推進しているところです。今後につきましても、ニーズに対応した障害者施設が必要と認識しているところでございます。
【質問2】
障害者団体のみなさんから「最重度、重度知的障害者が利用できるグループホームが少なく、高齢の保護者からは親なきあとも残された子どもが安心して住み慣れた地域で生活できるよう障害者施設を南部地域に建設して欲しい」との要望が寄せられています。「かざぐるま」跡地の今後の計画案についてうかがいます。
【答弁2】
障害者のグループホームについての御質問でございますが、本市におきましては、「第5次かわさきノーマライゼーションプラン」において、令和3年度から5年度までにグループホーム300床を整備することを目標としております。また、行動障害などの重度障害のある方に対応したグループホームの整備を促進するため、加算の見直しを実施するとともに、民間事業者により整備が進まない地域については、市有地の活用も含め、その手法について検討を進めているところでございます。
【要望】