地域の病院を守ることは、住民の命、健康を守ること。医療崩壊を防ごう。
母が退院してから2週間。
入院先でいただいた薬がなくなったため母が退院してからはじめてかかりつけ医への付き添いをしました。
こちらの先生もとても優しくて丁寧な診察で地域の方から人気が高くいつも激混み。その上に往診もされているので、先生はいつ休まれているのだろうと心配するほどです。
昨日は普段より患者さんが少なかったものの1時間以上は待ちました。熱のある方は別のフロアでの受付、待ち合い室では間隔をあけて座り、窓も開けて注意をされていました。
診察時に先生から「この状況の中で入院は大変でしたね」とまず優しい言葉をかけていただきました。
私からも入院してすぐに面会ができなくなったこと、それでもみなさんからよくしていただき、リハビリも丁寧に行っていただき入院前よりも機能がよくなったようですとお伝えしました。
すると先生は「入院前よりも機能がよくなることはなかなかないので、病院さんもがんばられましたね。しかも、この状況の中で」と。
地域の方が頼りにしている小さな町の病院も、感染のリスクと闘いながら使命感で医療を続けている様子がわかりました。だから、がんばっているほかの病院への共感の言葉が出たのだと思います。
コロナに感染した患者さんを受け入れると表明した病院はもちろん、表明していない病院へも、財政支援を行い経営支援、設備整備の補助、資機材の調達など行うべきです。
先日は友達から熱が2週間続いてもかかりつけ医から自宅待機でと受診をさせてもらえないと相談もありました。
受診抑制を防ぎ患者さんも病院も安心して医療ができるために公的支援が必要です。
町の病院が崩壊してしまうと住民の命、健康を守ることができません。
母の入退院で、様々なことを学んでいます。
引き続き、6月議会でも医療機関への財政支援など強く求めていきます。